2013年03月19日
真央変身願望「京都で舞妓さんやりたい」
日刊スポーツより：【ロンドン（カナダ）１７日＝阿部健吾】オフは「舞妓はん」でリラックス！？ フィギュアスケートの世界選手権で銅メダルを獲得した浅田真央（２２＝中京大）がエキシビションに参加し、意外な変身願望を明かした。ソチ五輪を控えたシーズン前に「京都に行きたい。舞妓（まいこ）さんをやってみたい！」。今大会は金妍児（韓国）に敗北したが、フリーでは６年ぶりに自己ベストを塗り替え成長は実感。貴重なオフにしっかりとリフレッシュして勝負のシーズンを迎える。
浅田の声のトーンが唐突に上がった。オフの計画を聞かれると「あの～、舞妓さんとかやりたいんです！」。白塗りのお化粧、着物、げた、京ことば…。「京都に行きたいな～。いつも思っていてなかなか行けないのが京都なので、名古屋から新幹線でちょっとなんですけど」。氷上で華麗な舞を見せる２２歳が思い描くのは、芸者さんが舞う花街での１日体験だった。フランクリン&マーシャルパーカー FRANKLIN&MARSHALL レディーススウェットパーカー
勝負の時を前にした、つかの間の休息だ。昨年は世界選手権で６位に終わり、失意のまま佐藤コーチに促されるかたちで２週間休んだ。「今年はゆっくりしますが、去年ほど長くないです。気持ちは去年と今年でははるかに違うので」。フランクリン&マーシャル レディース
ライバル金の後塵（こうじん）を拝したが、トリプルアクセルには挑戦できた。点数、順位よりも手応えはあった。もっと向上するために、今年は前向きに休む心づもり。「仏像よりもグルメとか。湯葉、豆腐、抹茶、京野菜とか」と楽しみにする。
すでにオフ明けの計画もできている。フリーの「白鳥の湖」を滑った後、振り付けたタラソワ氏から言われた。「よくなってきているし、朝の練習でもすごくよかったから大丈夫。来季の曲も用意しているからね」。ショートプログラム（ＳＰ）も今季と同じニコル氏に依頼することを明かし、「今年のような、気に入っているプログラムを作ることが一番」と五輪の勝負プログラムの準備に入る。大学も休学し、専念する。
金の完璧な演技の前に、今季の連勝は「５」で止まったが、悲愴（ひそう）感はない。「昨年は６位。メダルまで戻ってきた。いろいろ見直した時期もあり、安定してきたので、来年はもう少し期待できるんじゃないかな。自分でも期待したい」。フィギュアという“芸事”にたけた日本の舞姫は、楽しみで胸いっぱいだった。
Posted by franklin
at 15:03
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